| 日本・中国・アメリカ 震災国際シンポジウム | - 2004/01/18
- 〜震災の教訓に学び、学校と地域・家庭をつなぐ〜
同時通訳のレシーバーをつけてこの会議に出席。各国の震災からの教育復興の姿を交流し学び合いました。
中国から意見発表は、新彊(しんきょう)教育工会主席の ハン静敏さん。ウイグルでの地震の3日後には政府の支援で校庭のテント内授業が再開されたときの映像が印象的でした。しかし、中国全土の教育普及率が都市部90%に対し、郡部6%という温度差があるなかで、弱い立場の子どもへの支援が必要であるとの課題報告も。
アメリカからの発表は、LA統一学区メンタルヘルス及び地域危機管理チーム局長の Ms.Marleen Wong アメリカには FEMA(フィーマ)連邦危機管理局 という政府機関があり、災害などで心に傷をうけた子どもや教師への危機管理対応システム・メンタルケアシステムが確立しています。9.11テロ以後のニューヨークから、子どもたちのPTSDに対応してきている実態報告もありました。
日本からは神戸市立湊川中学校の丸岡登教諭。震災直後の避難所開設が地域との連携の原点であった。その後新湊川の2度にわたる氾濫で校庭が水没。自然災害の被害にあった人々に対応する「公的支援」の再構築が1番重要であると改めて確信。
被災した子どもはもちろんのこと、以後に生まれた子どもたちまでも、震災の影響による住宅問題(避難所・仮設・度重なる転居など)、保護者の失業や家庭離散などを背景に、震災の影響を抱えたまま生活しています。 心のケアを必要としている子どもたちに「生きる力」を育む教育の具現化のために、これからも学校と地域・家庭との連携をいっそうすすめていくことが急務です。 | |